是非に及ばず

プログラミングに関する話題などを書いていきます(主にRailsやAndroidアプリ開発について)

データ構造とコードはどちらも重要である

こんな記事を見たので思うところを書いてみる。
【コンピュータサイエンス名言紹介 vol.1】Linus Torvaldsの考える「良いプログラマーが気にかけること」

この記事の中でポイントとなるのは、
「ダメなプログラマーはコードに気をつかう。良いプログラマーはデータ構造とそれらの関係に気をつかう。」
というところだろう。
おっしゃる事には同意するのだが、こういう強めの主張はグサッと心に刺さる反面、データ構造にさえ気を付ければ、どんなダメなコードを書いても良いプログラマなのだという誤解を招きかねないという心配をしてしまう。

上記の主張をされているのは、言うまでもなく経験の豊富な優れたプログラマーであり、きちんとしたコードを書ける人である。
きちんとしたコードが書けるという前提の元で、コードよりデータ構造のほうが大切なんだという事を言っているのであって、きちんとしたコードも書けないような人がデータ構造のほうが大切だとか抜かすのは大きな間違いであると思う。
自分自身も含めた一般的なレベルのプログラマは、データ構造もコードも大切だと考えるべきであると主張したい。
良いコードを書くにどうすればいいのか、良い設計とはどんな物なのかという事を常に気に掛けてレベルアップしていきたい。